改造・チューニングの基本

チューニングって車以外でも使いますよね、ギターやベース等弦楽器を使っている人ならすぐにピンと来ると思います。

チューニングの言葉の意味
チューニングとは調律、同調という意味なのですが、車のチューニングも同じく調律を整えるということになります。
闇雲にパワーだけを求めて改造するとボディは歪み、ブレーキは効かず、コーナーでは外側に膨らみ、タイヤはすぐに滑ると様々な問題が出てきます、このような事態を避けるために同調すなわちバランスをとった改造が必要となります。

まずはコンセプト(方向性)を決めよう
ではどうやってバランスをとってチューニングすればいいのか?というところが気になるでしょうが、まずはコンセプトを明確にする必要性があると思います、例えばサーキットを走りたいと思う人とたまに峠を走るだけの人ではチューニングの方向性や求める要素が全く変わってきます、そのため自分がどういうコンセプト(方向性)で改造するのかをハッキリと定めましょう。

ちなみにコペン100馬力への道のりではライトチューニングといわれるストリート向けのチューニングをメインとして扱っています、サーキット走行を目的としたハードチューニングはさらにレベルの高い方々がいらっしゃいますのでそちらのサイトを覗いてみるといいかもしれません。

チューニングの手順は?
それでは改造してバランス良くチューニングをするときにどのような手順を踏むのがベストなのか私なりに経験から考えた順番を書いてみます。

1.ボディ補強
ボディ補強はボディ剛性を強化します、コペンはオープンカーのためボディの剛性が弱くボディ補強は特に強化すべき点になります、オープンにして踏切を渡るとボディがグニャグニャと曲がった感触がしますが間違いなくボディが曲がっています、そのまま乗り続けると2万キロでボディがやれてしまいます。
これは実際に経験したことでATのコペンからMTのコペンに乗り換えたときすぐにボディがやれているのが分かりました。

効果
サスペンションがしっかりと働きます、段差による衝撃がサスペンションを通じてボディへと伝わりますがボディ剛性が弱いとボディが同時に曲がりサスペンションの役目を奪ってしまいます、これではせっかく取り付けたスポーツ走行向けのサスペンションも全力出し切れません。
ボディを補強することによりコーナリングの安定や段差を衝撃を的確にこなして安定した走行へ繋がる基礎となりますので疎かにしてはいけない部分です。

コペンはFFのため走る、曲がる、止まるが全てフロントタイヤで行われていますからフロントを強化したほうが効果が高いです。

2.ブレーキ強化
次にブレーキの強化です、ノーマルのブレーキは軽自動車では珍しい14インチローターのおかげで良く効くように感じますが実は落とし穴があります、ブレーキは摩擦で車を減速するわけですが摩擦には熱が発生します、この熱がブレーキパッドの限界を超えるとフェードという現象が発生してブレーキの性能が低下します。
ブレーキが垂れるともいいいますが実際ブレーキがフェードして事故に繋がった経験があります、ブレーキを踏んでも効かずにそのまま土手に突っ込みましたがそんな経験はしてもらいたくないですから、走ることだけではなく止まることもしっかりと考えて強化をしておきましょう。

効果
ブレーキの性能が向上して制動距離が短くなります、フェードする温度の上限が上がりブレーキを多用する場面でもブレーキ性能が低下しにくくなります。

速く走りたいと思うなら止まることもセットで考えないといけません。

3.サスペンション強化
サスペンションは使用するシーンに合わせバネレートが設定してあります、このバネレートとはバネを1mm縮めるのに必要な力をさしています、コペンの場合は標準でフロントが4kリアが2kです。
バネレートを上げると車が跳ねたり路面の衝撃をそのまま伝えるので乗り心地に影響します、ストリートで快適に乗るにはバネレートを上げすぎないようにしましょう。

車高調式サスペンションでは車高を上げ下げできます、車高を下げると重心が下がりコーナリング時の安定性に貢献しますがあまり下げすぎると段差で下周りを打つこともありますから注意が必要です。

減衰調整が出来るものはスポーツ走行に向いた設定や乗り心地を重視した設定にできます。

効果
コーナーリング時のロールを減らして外側に膨らむのを抑えます。

コペンは低い重心と硬い足が標準でついていますので普通の車と比べコーナーは素早く抜けることができます、しかしスポーツサスペンションに換えた後はさらに素早く抜けることができるようになりました。

4.タイヤ強化
どれだけパワーが上がってもタイヤから地面にその力が伝わらなければ意味がありません、またブレーキを強化してもタイヤのグリップ力がなければタイヤはすぐに滑り出します。
タイヤといっても様々な用途用にラインナップがあり、静かに心地よく走るためのコンフォート、燃費を重視したエコ、標準より若干スポーツ走行に向けたセカンドグレードとありますがストリートならハイグリップタイヤに履き替えましょう、しっかりと地面を掴み加速、コーナリング、ブレーキ時にその効果を発揮します。

効果
地面としっかりと掴むためブレーキ時は滑り出す限界が上昇します、加速時はしっかりとパワーを地面に伝え、コーナーリング時は地面に吸い付き外側に膨らむのを抑えます。

同じ165のトレッド幅でもハイグリップタイヤはノーマルと比べ幅が広くゴムが柔らかいのでよくグリップします、履き替えた瞬間に別次元のグリップを体験できます。
ついでに重たいアルミホイルも軽いものに換えてしまいましょう、コペンのホイルは7kgと重すぎですから鋳造のアルミホイルでもかなり軽くなります。

5.パワーアップ
基礎が整ったら待ちに待ったパワーアップです、パワーアップも目指すパワーによって使う物が変わってきます、130馬力以上を狙う場合はエンジンの内部にまで手を入れる必要があります。

吸排気交換
たくさんの空気を吸えるようにするために抵抗の少ないエアフィルターに交換し排気が抜けやすいマフラーに交換することにより高回転まで吹けあがるようになります。

ブーストアップ
吸気圧力を上げてタービンが吸い上げエンジンに送る空気の量を増やします、空気が増える=酸素が増えるですから燃焼できるガソリンの量が増えパワーが上がります。

ROMチューン
エンジンの状態に合わせたコンピューター設定に書き換えます、タービン交換した場合は環境が変わるのでそれに合わせたROMチューンをしないと本領が発揮できません。

タービン交換
タービンを大きな物に交換してさらに空気を吸う量を増やします、コペンのノーマルタービンは1.05のブーストが実用限界ですが社外タービンは1.3までブーストアップできるものがあります。

1.3Barの圧力をかけると660ccの排気量にプラスして858cc(660×1.3)の排気量がプラスされるされる計算になり、約1500ccの排気量と同じ馬力を得られることになります。

6.冷却
パワーアップして水温や油温が上がり気味になったり、吸気温度を下げてもっとROMチューンを煮詰めたいという場合は冷却を強化しましょう。

水温を下げる場合は高効率ラジエターへ、油温を下げる場合はオイルクーラーの追加、吸気温度を下げるにはインタークーラーを交換します。

冷却水とエンジンオイルはエンジン内部を循環しているので片方の温度を下げるともう片方の温度も下がりますので水温を下げる場合でもオイルクーラーを入れるという人が多いようです。

これらの順番がお勧めする強化の順番になります。

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