ありがとう、そしてさようなら。愛車をネットオークションに出品してみた

オープン斜め右前
  
長く乗っていた愛車のコペンを手放すことにしました。11年落ち約10万キロと長い間乗っていたのですが、10万キロを目処に一度乗り換えるか、それともオーバーホールして乗り続けるかを考えていたのですが、名残惜しさはあるものの最終的に手放すことにしました。

しかし、私のコペンはかなり手が入っており、一般的な車両を扱う中古車販売店からすれば扱いづらい商品なので、この際だと思い立ちネットオークションで売却することにしてみました。

そもそも、ネットオークションやネットフリーマーケットにおける最大のメリットは中古販売業者を通さないため、出品者は高く売れ落札者は安く買える点にありますが、中古車の売買についてはメリットよりもリスクがとても大きいと感じます。

そもそも、ノーマルの状態やそれに近い状態の車であればネットオークションで販売する必要はありません。中古車販売業者へ持ち込み売るほうがはるかに楽です。

もちろん、ネットオークションで販売するよりは安価になるでしょうが、車両の譲渡に関わる手続きや、譲渡した後のトラブルの対処等を考えれば、売ってしまえば手が切れる中古車販売業者に売るのは後々のことを考えると楽といえます。

私のコペンはチューニングカーのため、チューニングカーが好きな人からすれば良い車に見えるかもしれませんが、一般的な人や中古車販売店から見れば訳あり品扱いであり、当然、一般的な車両を欲する人や、まともな車両で商売する中古車業界からは避けられてしまいます。

そういった車が集まるのがネットオークションの中古車カテゴリーになるので、当然、公開されている車両の多くは、一般的な人から見ると何らかの問題を抱えている車といえます。

しかし、この状態が問題というわけではありません。問題の箇所をしっかりと公表して伝え、出品者と落札者がお互い納得の上で譲渡すれば、まず問題にはなりません。

問題は、嘘をついて騙すことや、問題箇所があるのに説明せずに販売する人がいることです。

内装運転席側 

この問題は大きく2つに分けられます。1つ目は業者を含めて意図的にやっているもの。2つ目は知識不足により結果的に騙してしまった。というものです。

1つ目の問題は、そもそも中古車は「売ったもの勝ち」という風潮が業界にあるもの原因だと思います。

だからといって好き勝ってして良いわけではないのですが、悪質な人は昔から存在し、走行距離の改ざん、事故車を無事故車にして販売する人たちがいます。

そして、一般人が多く集まるインターネットオークションでは、相手を騙しやすいとあってか、こういった悪質な人達が集まりやすい土壌があります。

2つ目の問題は、車の知識が不足しているが故に、譲渡後に問題が発覚してトラブルになることです。

車というのは、メンテナンスや日々の走行状態、使用用途や使用する地域によりコンディションが大きく変わってきます。

チューニングで手が入っている車の場合、ノーマルの車両状態とは大きく異なっていることも珍しくありません。それらを含めて説明しておかないと、「こんなこと聞いていない!」と譲渡後にトラブルに発展してしまうことがあります。

実際に、ネットではネットオークションで購入した車の調子が悪く、整備士に見てもらったらエンジンを交換するはめになったという重度の事例から、本来付いているはずのオプションが付いていなかったといった軽微な事例まで、取引後のトラブルが散見されます。

個人販売の中古車は保証が無いものが多く、購入後の整備については購入した側が全て面倒を見るというのが常です。

そのため、中古車を買う際は、売る側と買う側の双方がトラブルを避けるため、現車を確認してから買うのが定石となっています。

シフトノブ 

そして、車の譲渡というのは一般的な動産の譲渡とは訳が違い、名義変更という書類手続きが必要になってきます。

これもトラブルの原因になることがあり、譲渡の手続きをしていなかったために、車両は渡して手元にないのに税金の催促が来るということがあります。

名義変更については個人でもできますが、煩わしい書類を作成し、譲渡する側、受け取る側双方の署名や印鑑が必要など意外と手間が掛かります。

この点については、専門知識がある業者に代行してもらうという手もあります。

このような問題点を避け、トラブル無く中古車を販売するため、問題箇所は可能な範囲で全て公開し、問題箇所の写真も含めて写真を公開することにしました。

実は、都合の悪い箇所は中古車販売業界でも信頼が高いディーラー中古車でも隠されていることがあり、実際に現車を見に行ったら程度は様々ですが問題箇所を見つけてしまうということがあります。

私は、公明正大な取引で、双方が納得して取引ができる状態を作りたいという点を第一に考えていましたので、一般的な業者よりも遙かに詳しく説明することで、個人の出品でも信頼を持ってもらえるようにしました。
※もちろん過去の取引実績も大事な要素

説明資料は3,500文字にも及び、出品した車両に詳しい人でないと、コンディションやチューニングの内容については理解しにくい内容になっていましたが、これはこれで冷やかしに来た人が去って行くという効果もあったように思います。

オープン状態内装 

それでも、説明資料に記載している事項なのに読まずにメールで質問する人、見る気も無いのに現車確認をしたいといった話、複数の冷やかし入札があり、カテゴリーで人気商品だったこともあってか冷やかしに来た人もそれなりにいました。

人に対してネガティブなことは書きたくありませんが、ネットオークション取引での経験上、この手の人は悪意を持っていないにも関わらず、トラブルの原因となることが多いです(悪意を持っていないからこそトラブルになるとも言える)。

また、安い買い物ではないはずなのに、思慮の足りない行動を取られるということは、本当に欲しいと思っていたとしても、出品者側からすれば冷やかしに来たのかも?と受け取ってしまいます。

そういう意味では、今回、譲渡した方が最初から真剣に対応して頂いたことについては本当に感謝に尽きます。

名義変更については私の知識不足がありましたが、代行業者に確認することで知識不足を補うことができましたし、紆余曲折はあったものの、落札後の名義変更もトラブル無く終わりました。

斜め右後ろ 

ということで、無事私の愛車は次に必要な人の元へと旅立ちました。そして、このブログもこれをもって終了となります。

最後にまとめですが、インターネットオークションで中古車を販売するためには・・・

コンディションを説明するため車の知識が必要。
車の説明は嘘偽り無く出せるだけ情報を出して理解してもらう。
現車の確認は極力行ってもらう。
トラブルの原因になりそうな人を避ける。
取引は公明正大に。

という点に注意するとトラブルを避けることができると思います。また、インターネットオークション出して車を高値で売りたいと思う人もいるかもしれませんが、ノーマル状態やそれに近い車両は中古車販売店や下取りにすることを強く勧めます。

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ありがとうございました

数年前からコペンオーナーでして、記事を愛車の改造の参考にさせていただいていました。
もう更新されないのは残念ですが、貴殿の愛車がこれからも活躍することを期待しております。
ながい間ありがとうございました。

Re: ありがとうございました

コメントありがとうございます。
自己満足的なブログではありましたが、カスタムの参考にして頂けたことについて大変うれしく思います。
最近、初代コペンとすれ違う度に「やっぱり良い車だな」と見とれてしまいます。私は手放してしまいましたが、この時代、初代コペンのように楽しめる車を手にすることは難しくなりつつあると感じます。
最後がどのような形であれ、きっと思い出に残る時間を与えてくれると思いますので、末永く愛車のコペンでお楽しみください。
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